粉末青汁とは
流通している青汁の多くは、粉末タイプ。もちろん、粉末以外の青汁もあります。粉末タイプの青汁は持ち運びもでき、使われている原料をそのまま特殊な工程を経て粉末状にしているので、栄養もそのまま、食物繊維もそのままなので健康と美容に効果が期待できます。
旅行先や勤務する職場でも小分けになっているので持っていくことができ、手軽に栄養を摂取することができます。野菜を毎日食べなくてはいけないのはわかっていても、毎食食べるとなるとかなり厳しいのも事実。
ですが、粉末青汁は栄養価もそのまま食物繊維も豊富なので、食事のバランスが乱れている方、野菜が不足しがちな方は積極的に取り入れていきましょう。
青汁といったら粉末タイプのイメージだね。
そうね。私も一緒だわ。ただ、栄養をそのまま摂れるなんて知らなかったわ。
粉末青汁のメリット・デメリット
製品としては多い粉末青汁。粉末青汁にはどんなメリットがあって、デメリットがあるのでしょうか。人それぞれ目的が異なるため、粉末青汁の方がいい方、粉末青汁ではない方がいい方もいます。
粉末青汁のメリット
粉末青汁のメリットと言えば、やはり青汁と呼ばれるほとんどの商品が粉末状となっていることからもわかるように、一番取り入れやすく継続しやすいという点ではないでしょうか。
様々なメーカーから青汁は登場していますが、形状が粉末であれば比較もしやすく、自分の目的に合わせて選ぶことができるというメリットもあります。
さらに、粉末青汁は特殊な方法で製造されているため、栄養もそのまま、食物繊維もそのまま。ですから、野菜不足が気になる方、バランスが乱れている方、野菜が苦手な方にも効果が期待できます。
また、粉末状なので持ち運びもしやすく旅行先や職場でも手軽にさっと飲むことができるのもメリットです。
割るものを問わず、水以外にも牛乳やヨーグルト、ジュースなどに混ぜて飲むことができるので飽きがこず継続して飲めるという点も粉末青汁の大きなメリットだといえるでしょう。
近年はフルーツを加えたフルーツ青汁も登場しており、さらにおいしくなってきています。確かにフルーツが加わっている分果糖がプラスされているわけですが、普段野菜不足の方にとって青汁は栄養を補うことができる素晴らしいものだといえるでしょう。
粉末青汁のデメリット
メリットが多いと言われている粉末青汁。粉末青汁には一般的に大きなデメリットはありませんが、人によっては粉末であることから粉っぽさが気になるという方がいます。基本的には粉末青汁はお水で割って飲むのですが、お水だと青臭さを感じたり粉っぽさを感じてしまうという点がデメリットとなってしまうかもしれません。
ですので、お水などでは青臭さが気になってしまう、粉っぽさが気になるというときは牛乳で割ったりヨーグルトに入れて食べたりすると青臭さや粉っぽさがなくなって取り入れやすくなります。
また、粉末であることからそのままでは口にすることが難しいというのもデメリットです。冷凍の青汁、ドリンクタイプの青汁であれば飲める時にさっと飲むことができますが、粉末の場合、何か飲み物がなくてはいけないので、いつでもどこでも気軽に飲めるかと言えばそうではないというのもデメリットに入ってしまうかもしれません。
冷凍青汁のメリット・デメリット
粉末タイプが多い中、冷凍タイプの青汁も登場しています。冷凍タイプの青汁にはどんなメリットがあるのでしょうか。またメリットのみならずデメリットもしっかりと把握しておくと納得したうえで取り入れることができます。
冷凍青汁のメリット
冷凍青汁は使われている原料をそのまま絞っているので、栄養価の損失という点ではほとんどありません。加熱して特殊な方法で作っている粉末青汁も栄養価は高いものの、冷凍青汁の方がより栄養が壊れずに摂取することができるというメリットがあります。
ビタミンやミネラルといった不足しがちな栄養も摂取できますし、冷凍青汁というとそのまま飲まなくてはいけないイメージがありますが、豆乳を加えたり牛乳や飲むヨーグルトと混ぜたりして飲むこともできます。この点については粉末青汁と変わりません。
また液体状なので、バナナや果物を加えてジューサーにかけスムージーや野菜をさらに加えてミキサーにかけて飲むこともできるので、粉末よりもアレンジが利く点もあります。
青汁に使われている原料は果物との相性もいいので、ちょっと飽きてしまったり味にアレンジが欲しいときは果物を絞って入れて飲んでもおいしく飲むことができるのも冷凍青汁のメリットとなります。
熱が加わると死滅してしまう栄養素はありますが、冷凍して死滅してしまう栄養素というのはなく、冷凍によって損なわれることがないので冷凍青汁の方が栄養面を考えると粉末よりも高い傾向にあるのが一番のメリットです。
冷凍青汁のデメリット
冷凍青汁は栄養価が高いという大きなメリットがありますが、実は液体をそのまま冷凍にしているため、冷凍庫での保管はかなりかさばってしまうという点がデメリットとなります。
メーカーによっても異なりますが、一回の注文で一ヶ月分が届いてしまうと、冷凍庫の大きさにもよりますが、半分が青汁で埋まってしまってほかのものが入らないといったこともあります。
定期コースなどを利用して注文される方も多い傾向にありますが、毎日飲めず冷凍庫に在庫がある状態でまた次の定期便が届いてしまうこともあります。
栄養価が高いという点はかなり魅力的ではありますが、場所を取る、持ち運ぶのに粉末に比べると大きく重たいという点もデメリットとして挙げられるでしょう。
また、粉末よりも冷凍青汁は原材料をそのまま絞って作っているので青臭さが強い場合もあるというのがデメリットとしてあげられます。青野菜で苦手なものがないという方でも、絞った状態である青汁を飲むと青臭さを感じてしまうことも少なくありません。
個人差がありますので一概には言えませんが、栄養価が高くても継続して毎日飲めるかといえばそうではないというのが冷凍青汁なのです。
便利なのはどっち?
青汁は粉末青汁か冷凍青汁かの2つのタイプとなります。どちらにもメリットがありデメリットがありますので、一概にどちらがいいとは言えないのが現状です。
自分にとって継続のしやすさ取り入れやすさ、味などがマッチしているものでなくては飲む意味がないからです。
自分にあった青汁を選ぶにはいくつかの選び方があります。飲みやすさ、栄養価、手軽さ、価格、アレンジのしやすさ、賞味期限など比較ポイントはかなりたくさんあります。
いずれにしても継続して飲んでいくということがとても大切なので、自分自身にとって何が外せないポイントなのかをしっかりと把握しておきましょう。
さっとその場で飲むのなら冷凍タイプが、持ち運びができてかさばらない方がいいというのであれば粉末青汁がおススメです。
冷凍青汁は解凍してから飲まなければいけないのに対し、粉末青汁はさっととかせば飲めてしまいます。アレンジのしやすさもどちらかといえば粉末青汁の方がレパートリーが多い傾向にあります。
栄養価でいけば粉末青汁も豊富ですが、さらに冷凍青汁の方が栄養があります。賞味期限については当然のことながら冷凍よりも粉末の方が長いので、青汁に何を求めているのかで人それぞれ便利なタイプは異なってきます。
どっちもちゃんと栄養価はあるんだね!
賞味期限が長いほうが嬉しいから、私は粉末のほうがいいわね。
こんな人に粉末青汁はおすすめ!
粉末青汁は、携帯するのにとても便利です。ですので、忙しくて食事の時間がバラバラだという方、野菜が不足しがちな食生活を送っている方、野菜が苦手だという方におススメです。お水や牛乳、ヨーグルトなどスーパーやコンビニなどで売っているものに混ぜて飲むことができます。
さらに個包装になっているので一回分の分量を間違えることもないので、面倒くさがりだという方にもお勧めです。青野菜に苦手意識を持っていない方でも青汁となると、青臭さを感じてしまうことも少なくありません。
そのような時でも粉末青汁はアレンジがかなりきくので飲みやすく自分の好みにできます。栄養を補っていきたいけれどその日の気分で味を変えてみたいという方にも粉末青汁が適しているでしょう。
また、家の冷凍庫が狭い、家族全員で青汁を飲みたいというときも粉末タイプがおススメです。なぜなら、家族の年齢にもよりますが食事の時間がバラバラになる可能性もあります。
それぞれのタイミングで飲みたい時に飲むことができるというのも粉末青汁のメリットとなります。値段も手に取りやすい価格帯が多いので、リーズナブルに不足している栄養を取り入れたいという方にもおススメできます。
うちは家族全員が飲んでいるから粉末青汁だね。
粉末のほうが値段も安いし、家計が助かるわ。
こんな人に冷凍青汁はおすすめ!
冷凍青汁は粉末青汁に比べると栄養価が高いという特徴があります。ですので、野菜不足を心配されている方には冷凍青汁の方がおススメできます。
野菜をそのまま絞って作られているので、加熱処理をして作っている粉末青汁でも死滅してしまう栄養もそのまま取り入れることができます。
冷凍青汁は冷凍庫の幅を取ってしまうというデメリットがあるのですが、解凍すればそのままさっと飲むことができるので粉末のように混ぜて飲む必要はありません。
毎日決まった時間に青汁を飲むことができる、朝に青汁を飲むという方は冷凍青汁でも必要な量だけ前日に解凍しておけばいいだけなので手間もかかりません。
粉末青汁の粉っぽさが苦手という方でも冷凍青汁は野菜をそのまま絞ってあるので、粉っぽさがありません。のど越しがとてもいいので粉末青汁よりもそのままの状態で飲むことができます。賞味期限が短い分、フレッシュな状態で口にすることができます。
野菜を食べているのと同じような栄養価があるので、忙しくてなかなか野菜が食べられないという方、野菜の苦手な子供が食べないような時にも粉末青汁に比べると冷凍青汁は飲みやすいのでおススメです。
冷凍青汁には粉っぽさがないのは嬉しいポイントだね。
ただ、冷凍庫は場所をたくさん使うから幅を取ってしまうのは少し残念ね。
まとめ
青汁といっても、粉末もあれば冷凍タイプもあります。近年は健康ブームで数多くの青汁が登場しており、自分の好みや飲みやすさに合わせて選ぶことができるようになってきました。
ただ、数多くの商品がある分、自分の好みのものがある可能性も高いのですが、「何を青汁に求めているのか」「青汁を取り入れる目的は何なのか」がわかっていないと、どんなに健康や美容にいいと言われている青汁でも継続していくことはできません。
粉末青汁には粉末青汁の良さが、冷凍青汁には冷凍青汁の良さがあります。どちらにもメリットがあってデメリットがあることがわかったように、どちらがいいということは一概には言えません。
冷凍タイプが合う方もいますし、粉末タイプが合う方もいます。確かに毎日継続して飲むということはかなり難しいところもありますが、継続して飲める形状はどちらなのかも選ぶポイントとなります。
飲む時間がある程度決まっている場合は冷凍タイプもいいですし、飲む時間がいつかわからない、外出先でも飲みたいという方の場合は粉末タイプがあっています。
このように、自分の目的や利用のしやすさで粉末タイプがいいのか冷凍タイプがいいのかを見極めていくといいでしょう。
- 粉末青汁はアレンジがかなりきくので飲むことに飽きづらい
- 冷凍青汁は粉末とは違って粉っぽさがなく飲みやすい
- 粉末、冷凍それぞれにメリット・デメリットがある
- 自分の目的や利用のしやすさから粉末か冷凍を決める
- 飲み続けることが大切なので自分の好みや飲みやすさから決めても良い