スマホの普及などから目がかすんだり、痛い、しょぼしょぼするで悩んでいる人は少なくありません。もしかしたら、それは「疲れ目」かもしれません。

疲れ目が酷くなると眼精疲労となり肩や頭まで影響を及ぼしてしまうかもしれません。そんな疲れ目にはビタミンが良いといわれているのはご存知でしょうか。

しかし、良いと言われているビタミンの種類は多く摂ることが大変です。そこでおすすめなのが「青汁」です。青汁にはビタミンが豊富な野菜がたくさん入っているのでたった1杯で全て摂ることができます。

今回はそもそも疲れ目とは一体何なのか原因などを解説し、青汁がどうしておすすめなのか詳しく解説していこうと思います。

疲れ目とは?

かすみやしょぼしょぼ、重い、痛い、疲労を感じた場合、それは疲れ目になっていることが考えられます。

目やその周辺の筋肉を酷使するとこういった症状が現れるようになり、なかなかピントが合わずものが見えづらくなるといったことから、酷い場合は肩や頭痛まで影響を及ぼし様々な症状を引き起こすようになります。

多くの場合は日常的な習慣が原因となっていることが多く、放っておいて良くなるということはあまりありません。原因をはっきりさせ、予防と解消に努めていかないと、慢性的な疲れ目に悩まされるようになり、視力が落ちる原因ともなってきますから気をつけましょう。

何となく疲れたかなという時点で予防や対処に努めていけばそれだけ疲れも解消しやすいので、マメにケアしていくことが大切です。

逆に放っておくとどんどん疲労が蓄積してなかなか症状がとれなくなってしまいますし、ちょっとしたことでもすぐ目にきて悩まされやすくなってしまうため、注意しなければなりません。

特に普段から疲れが目に出やすいという人の場合は年齢と共に疲れが出やすく、治りにくくなっていくので、早いうちから目を労わっていきましょう。

年齢で目が疲れているのかと思ってたけど疲れ目が原因なのか?

お父さんのように年齢から目が疲れている人もいるかもしれないけど、もしかしたら疲れ目になっているのかもしれないね。

疲れ目の原因

疲れ目は日常生活で何気なく行っていること、習慣になっていることが原因であることがほとんどです。

その中でも最も多いのがデスクワークによる目の酷使で、パソコンやスマホ、勉強、読書といった目を使い続ける作業を長時間行っていることで、どんどん目に疲れが溜まってきます。

特にパソコンやスマホの場合、画面を細かく追いつつ液晶の照明から光を浴び続けるため、読書や勉強などよりも目に負担がかかりやすくなります。

時間があるとパソコンやスマホを覗いてしまう、長時間や至近距離で画面を見続けることが多いといった人の場合、疲れ目の症状もすぐに現れやすくなりますから、気をつけましょう。

刺繍や編み物などといった手芸もまた細かい作業であり、目を疲れさせてしまうので、趣味でこういったことを日課にしている人も注意が必要です。

この他には、度が合っていないメガネやコンタクトをしている、老眼、自律神経の乱れなどでも疲れ目になりますから、覚えておいてください。

度が合わないメガネ・コンタクトは無理にピントを合わせようとして目の筋肉に負担をかけますし、老眼になるとピントを合わせる筋肉自体の力が落ちてすぐ目が疲れやすくなります。

また自律神経の乱れは目の筋肉を緊張させたり血流が悪くなることで、疲れ目を招くようになるので注意が必要です。睡眠不足やストレスによって自律神経が乱れることで目に負担がかかってくるようになりますから、そういったことから影響を受けて症状が現れることの無いよう努めていくことも大切です。

老眼においては40歳前後からくる年齢によるものの他、長時間のスマホの使用で目を酷使することが原因となるスマホ老眼もあるので、こちらにも気をつけていかなければなりません。

また視力が低下してしまえば短期間でこれを回復するのは困難ですから、目の機能を低下させ苦労することの無いよう、疲れ目については甘く見ることなく対処していかなければなりません。

  • 疲れ目はパソコンやスマホ、勉強、読書といったデスクワークが原因になりやすい
  • 特にパソコンやスマホは目に負担がかかりやすいので注意が必要。長時間、至近距離で見る人はさらに疲れ目になりやすくなる
  • その他にも刺繍や編み物などの細かい作業、度が合っていない眼鏡、コンタクトレンズも原因になりやすい
  • 視力が一度低下すると短期間で回復するのは困難

疲れ目の症状

単純に目に疲れを感じ始めるだけでは無く、疲れ目はその度合いが進行していくことで色々な症状が現れるようになります。

まずは何となく目が疲れた、重いと感じる程度から始まりますが、この段階で目を休ませ疲労を解消することに努めず放っておくと、痛み、まぶしさ、かすみ、ぼやけ、視力の低下、充血、目の乾きといったようにどんどん症状が進行していきます。特に痛みを感じるようになってくるとその後の進行は早くなっていくので注意が必要です。

症状が軽いうちであれば少し休めば回復しますが、痛みが伴ってくるようになるとちょっと疲れただけでも再発しやすかったり、かすみやぼやけが現れる場合は一晩休んでもあまり良くならないというようなことになってきます。

こうなってくるともはや疲れ目というよりもれっきとした眼精疲労と言えますから、そういった段階に入ってしまう前に解消できるように努めていきましょう。

涙目、ドライアイなどの症状も疲れ目に起因することが多いので、普段から目が乾きやすいといった人の場合は、疲れ目によってその症状が深刻化しやすくならないように気をつけてください。

また、疲れ目はその影響が目だけに留まるものではありません。症状が深刻になってくると頭や肩、食欲不振や気分の落ち込みなど目に関係無いようなところにも影響が広がっていきます。

単に負担をかけたから目が疲れたというだけでは済まず、睡眠不足や食欲不振など健康そのものに問題が及んでいきますから、甘く見てはいけないのです。

身体の調子が悪くて悩んでいた原因が実は疲れ目からきていたというようなこともあるので、目に疲れがありかつ不調が治らないといった際には、こういった点から改善を行っていく必要もあります。

目の疲れなんて休みの日に勝手に治るだろう。

そんな考えでいるからなかなか治らないのよ!

目以外に起きる症状

疲れ目は目以外の場所にも症状を引き起こしますが、その代表的なものと言えば頭痛、肩こりです。目が疲れるとその周辺の筋肉が緊張、収縮し、それによって神経も圧迫されてこれらの症状が起こるようになります。

軽度の症状であれば休めば少し楽になりますが、疲れ目が原因ですから目を酷使すればすぐに再発してしまいます。この疲れ目からくる頭痛、肩こりは放っておくと吐き気やイライラ、倦怠感などに繋がり、身体全体が不調に悩まされやすくなるため、甘く見ることの無いようにしましょう。

食欲不振や集中力の低下、不眠など一見目とは関係が無さそうな症状の原因となることも多く、理由が解らないまま長く不調に悩まされ続けるといったケースも出てきますから、こういったことの無いよう気をつけてください。

目以外に症状が現れるといった場合、疲れ目の症状もかなり深刻で眼精疲労に近い状態となっていることが考えられるので、少しでも異変を感じたら目を休ませ労わることが大切です。

肩こりや頭痛などは疲れ目を解消すれば一緒に治ることが多いですが、イライラや倦怠感など自律神経に影響してくると目の疲れを治しても治らないといったことが出てきますから、早め早めに対処していくようにしてください。

疲れ目を解消する方法とは?

目の疲れをとるためには、やはり長時間の酷使を避け、こまめに休憩をとることが最も大切です。パソコン、スマホ、読書、勉強、手芸など、集中すると1時間などはあっという間に過ぎてしまいますが、必ず合間に目を休める時間を設けましょう。

1時間ごとに15分ほど休憩を挟むのが理想的ですから、時間をつくってお茶や整理整頓などを行い、目を休ませるようにしてください。ただ目の酷使をやめるだけでも、疲労は解消されます。

溜まった疲れを解消するためには、ツボ押しやマッサージなどを行うのも効果的です。目の内側と外側のくぼみや眉毛の骨の少し内側を軽く指圧するだけでもすっきりしますから、行ってみてください。

またホットタオルなどで目やその周辺を温めると、血流が良くなり緊張した筋肉もほぐれてリラックスできるのでおすすめです。遠くの景色を見ながらゆっくりまばたきを繰り返したりしても、効果が得られます。

空気の乾燥、強い光などはそれだけで目に負担がかかって疲労が溜まりやすく、疲れが解消されにくくなるので、部屋の湿度や照明を落とすといった工夫をするのもおすすめです。

これだけでも目がリラックスして疲れ目の程度には大きな違いが出てきますから、目を労わる環境を整えてみてください。点眼薬は疲れ目を解消させるための様々な成分が含まれているので、これをマメに差して疲労回復に努めるのも良い方法でしょう。

またビタミンA、C、E、B群などは、目に良いビタミンと言われており、積極的に摂取することで疲労回復を期待することができます。

これらの栄養はトマト、にんじん、かぼちゃなどの緑黄色野菜、いちご、キウイなどの果物、アーモンドや豚肉、まぐろなどに豊富に含まれていますから、意識して摂取を心がけてみてください。

疲れ目に効果的な栄養素はある?

身体の調子を整えてくれる栄養であるビタミンは、意識して摂取することで疲れ目にもより良い効果をもたらしてくれます。その中でも特にビタミンA、B群、Cは疲れ目に効果があると言われているため、積極的に摂取をしていきましょう。これらの科学的根拠は日本ビタミン学会「やさしいビタミンの話」で明記されています。

それぞれの栄養について解説をしていくと、ビタミンAには角膜・網膜の細胞を正常に保ち、涙の量をコントロールする作用があるため、目の機能を高めてドライアイの予防に努めることができます。

ビタミンB群の中でもB1、B2は目の周囲の神経や筋肉の緊張を和らげてくれることから、疲れ目そのものの解消に効果的です。B2にはピント調節機能を高める力があるため、疲れ目に悩む人は特にこの栄養を積極的に摂っていくのがおすすめです。

ビタミンCはこれ自体が不足すると眼精疲労を起こしやすくなるため、普段から意識して摂取していくようにしましょう。ビタミンの他には、ルテインもまた疲れ目にはより良い効果が期待できます。

ルテインは緑黄色野菜に多く含まれる黄色の天然色素で、元々目の水晶体、黄斑部分に存在している成分ですが、これは青い光を吸収する性質をもっています。

目に害を及ぼす紫外線やパソコン・スマホから放たれるブルーライトを吸収して目を守る働きをしてくれるため、これは目を疲れから守るためには欠かすことができない栄養と言えるでしょう。

ルテインは体内で合成することができない栄養であり、年齢と共に減少してしまうものでもあるため、特に年齢によって目の機能が衰えてくる30代以降は積極的に摂取することをおすすめします。

30代以降はビタミンを積極的に摂らないといけないのかー

ルテインは年齢と共に減少してしまうから、お父さんもたくさん摂らなくちゃね。

疲れ目の危険なサインを察知!青汁で改善を!

痛みやかすみ、ピントが合いづらいといった深刻な症状に限らず、疲労や重さを感じたらそれは立派な疲れ目です。

作業を中断し目を休めるなどして、こまめに疲れを解消していくことが大切ですが、仕事など避けられない生活習慣となると、思うように改善していくことは難しいでしょう。

休めることが困難ならば目の機能や働きを助ける栄養を摂取して身体の内側からサポートすることが必要ですが、その際には青汁を利用するのがおすすめです。

青汁の原料であるケールやクロレラ、大麦若葉などには、目に良い栄養である各種ビタミンやルテインなどが豊富に含まれています。(参照:食品成分データベース)

食べ物でこれらを摂取するとなれば大変ですが、青汁ならば毎日手軽に飲んで続けられますから、ぜひ賢く役立てていってください。ビタミンやルテインは目を酷使すればするほど消耗されていき、それにともなって疲れ目の症状も顕著に現れてきますから、これらの栄養素を補うためにも青汁はとてもおすすめできます。

コップ1杯で必要な栄養を充分補えるなど効率面でもとても優秀に役立つので、賢く活用していきましょう。臭みが無く飲みやすい青汁も多々ありますから、苦手という人でも難なく利用できますし、また健康・美容面でも優れた効果を発揮してくれるので、ヘルスケアと疲れ目解消の両方の目的のために習慣づけてみてください。