何歳から子供に飲ませても良い?

健康に良い飲み物として昔から親しまれている青汁。最近は飲みやすいものが増え、若い人にも支持されるようになりました。そんな青汁ですが、子供でも飲むことはできるのでしょうか?

結論からいいますと、子供でも青汁を飲むことは十分可能です。ただ飲ませて良い年齢は1歳前後からと決まっており、赤ちゃんへの摂取は野菜に含まれている硝酸塩が悪影響を及ぼすと言われています。

多量に摂取すると酸欠状態で最悪死に至る場合もあると言われていますから、かならず1歳前後から与えるようにしてください。完全に離乳食になってからがベストですが、1歳未満で離乳食に移行した場合は、青汁の成分に十分注意する必要があります。

はちみつはボツリヌス症と呼ばれる感染症を発症させる危険性がありますので気をつけてください。

このように健康に良いと言われている青汁も、子供の場合は年齢や成分に注意しなければいけません。それさえ守れば、青汁は非常に栄養価が高いので野菜嫌いな子供にはメリットになるでしょう。

最近の青汁はいろんな種類があり、飲みやすいものが増えています。また、牛乳やヨーグルトと混ぜてデザートのような風味にすることもできますから、工夫して飲ませてあげてください。

野菜嫌いな子供には青汁を飲ましてもいいんだな。

そうね。ただ「はちみつ」は危険みたいだから注意しなくちゃね。

子供のイライラはミネラル不足が原因!栄養補給をしよう!

近年は、キレやすい子供が増えていると言われています。キレる原因はさまざまですが、そのひとつに“栄養バランスの欠陥”があげられます。

そして、栄養が不足することでミネラルやビタミンなどの必要な成分が減少していきます。実際、全国の小中学生を対象とした集計資料には主観的なイライラ感が食品摂取と関連していることについて述べています。

もちろん栄養バランスの欠陥だけが子供のイライラに必ずしも繋がるわけではありませんが、もし我が子が最近小さなことでイライラしていると感じたら、食生活を見直してみてください。

では、どのように栄養を摂取すれば良いのでしょうか。それは、肉・魚・野菜をバランス良く摂取することです。なかでもビタミンやミネラルを十分摂取できるのが野菜になります。

なかでも子供は、ビタミン類・ミネラル・食物繊維が不足しがちです。たとえば、ビタミンAは不足すると骨や神経の発達が阻害されますし、B1なら肥満の原因になります。

ミネラルは鉄やカルシウムなどが代表的ですが、鉄が不足すると疲れやすくなる、イライラしやすくなるなどの症状が出るようになります。カルシウムなら心が不安定になりやすいなど、成長に影響してきます。

イライラするのは年齢が関係しているんじゃないのか?

年齢も関係しているみたいだけど、子供は栄養バランスの欠陥が原因みたいよ。

イライラとミネラル(カルシウム)不足の関係

ミネラルの代表といえば、カルシウムが有名です。そしてイライラしやすい原因はカルシウム不足が大きく関係しています。でもなぜ、カルシウムが不足するとイライラしやすくなるのでしょうか?

カルシウムには、“脳神経の興奮を抑制する働きがある”と言われています。カルシウムが不足すると、脳神経が興奮しイライラを引き起こします。

もともと人間は血液中のカルシウム濃度を一定に保つことができるようになっていますが、カルシウムが不足するとそれが不可能になります。

ただカルシウムが不足したからといってすぐにカルシウム濃度が低下しイライラするわけではありません。カルシウムは骨に蓄えられますが、不足すると当然どんどん溶け出してしまうため、やはりイライラに繋がります。ですから、カルシウムが減少しないように、積極的に摂取することが大切なのです。

ちなみに、カルシウムの吸収を高めてあげるためにはビタミンDを摂取すると良いと言われています。またイライラ解消には、カルシウム以外にセロトニンも興奮を抑制しメンタルバランスを整えてくれる効果がありま

そのため、乳製品やナッツ類、アボカドなどのトリプトファンと呼ばれるアミノ酸も摂ると良いでしょう。

ミネラルを補給できる野菜とは

ミネラルが含まれている野菜もさまざまです。そのなかで、特に豊富なミネラルが含まれている野菜は何でしょうか?これらを積極的に摂ることで、不足しがちなミネラルも十分に摂取することができます。野菜の機能を知って賢くミネラルを補給しましょう。

イライラにはミネラルが必要ってことは分かったが、どうすればいいんだ?

確かにミネラルといっても分かりづらいわね。どういうものから摂れるのかしら。

カリウム

カリウムは、ミネラルのなかでも“多量ミネラル”に含まれます。主に筋肉の収縮や神経細胞の刺激伝達、酸とアルカリの平衡維持などに関与しており、ナトリウムと相互に働くことで過剰摂取していたナトリウムを外へ排出することができます。

日本人はもともとナトリウムの摂取量が多いため、特に積極的にカリウムを摂る必要があります。

カリウムを多く含むと言われているのは「アボカド・鯛・ほうれん草・さわら・豆乳・バナナ・じゃがいも・納豆・甘栗」など。アボカド・鯛・ほうれん草は、100gでカリウムを摂取することができます。さわらは65g、豆乳は200ml、バナナは100g、じゃがいもは100g、納豆は50g、甘栗は50g。

ほうれんそう

ほうれん草は、カリウムを多く含む野菜として有名です。青々としていて苦手な人も多いと思いますが、ポパイというキャラクターがほうれん草を食べてパワーを発揮しているのを見ると、非常に高い栄養価があることが分かります。

それもそのはず、カリウム以外にも「鉄分・βカロテン(ビタミンA)・ビタミンC・ビタミンK・葉酸・食物繊維」などが豊富に含まれているからです。

そんなほうれん草で得られる効果は、免疫力の向上やストレス強化、美肌、動脈硬化や高血圧の予防、便秘解消などがあげられます。

女性であれば、貧血を防ぐこともできるので鉄欠乏性貧血で悩んでいる方は必見です。ほうれん草にはビタミンCも豊富に含まれていますから、鉄分も十分吸収してくれます。

サトイモ

サトイモには、免疫力を高める効果があるのは知っていますか?カリウムも十分含まれていますが、他にも「ビタミンB1・ビタミンC・ビタミンB2・食物繊維」が豊富です。

現在日本で当たり前のように食べられているサトイモですが、原産地は熱帯アジア。日本に入ってきたのは紀元前1世紀頃で、和食の代表食材になっています。

そんなサトイモにはさまざまな効果が期待できます。「腎臓病・糖尿病・老化防止・便秘解消・打ち身の改善・ねんざ・肩こりの解消・火傷・虫刺され」に良いと言われています。

サトイモは芋類のなかでも水分が多いので、じゃがいもや山芋などに比べるとエネルギーは低いですが、独特のぬめりがガンや潰瘍を予防することもできます。

鉄分を補給できる野菜

女性にとって欠かせない鉄分。鉄分は、体へ酸素を運ぶためのヘモグロビンを構成し、貧血を防ぐことができます。

もちろんそれだけではありませんが、やはり鉄分と貧血は深い関係があるため、ヘモグロビンが減少すると貧血という分かりやすい症状が現れます。他にも、頭痛やだるさといった不調を訴えるようになるでしょう。

そんな鉄分ですが、多く含まれていると思い浮かぶのがレバーや魚介類です。しかし、これら以外にも野菜で十分鉄分を補うことができます。

それは、「パセリ・枝豆・小松菜・春菊・ねぎ」など。このなかでもっとも鉄分の含有量が多いのはパセリです。意外かもしれませんが、パセリは可食部100gあたり7.5mgもの鉄分が含まれています。

パセリ

パセリは、野菜のなかでも脇役として使われることがほとんどです。そのため、意識してパセリを食べる人は少ないのではないでしょうか。

そんなパセリですが、実は非常に栄養価が高いことで知られています。先にも述べたように、まず鉄分が豊富に含まれており、可食部100gあたりになんと7.5mg。もちろんそれだけではありません。

他にも、炭水化物や食物繊維をはじめ、タンパク質やビタミンA群・B群、さらにビタミンCやE、カルシウムや鉄分など栄養が充実しています。

ただ、食べ過ぎには要注意。特に妊娠中の女性は、流産の危険性があります。

小松菜

小松菜は、アクが少なく生でも食べやすい野菜として知られています。また、ビタミンCも多く摂取することができるので非常に優秀な野菜なのです。

同じ葉物野菜ではほうれん草と似ているため比較されやすいですが、栄養価に関しては実はほうれん草よりも上回っている部分が多いと言われています。

先ほども述べたビタミンCもそうですが、ビタミンAやカルシウムも、ほうれん草より上。さらにビタミンEで抗酸化作用も期待できます。

そんな小松菜ですが、健康面で期待できるのは動脈硬化やがん予防、風邪予防など。老化や骨粗鬆症なども防ぐことができると言われています。

食べ方にもコツがあり、生で食べるのがおすすめ。アクが少ないのでそのままでも食べることができます。

枝豆

お酒のおつまみに欠かせない枝豆。調理も簡単で手軽に食べられる人気の野菜ですが、そんな枝豆にはたくさんの栄養が含まれているのは知っていますか?最近では、ダイエットや認知症予防の野菜としても知られています。

代表的な栄養成分についてですが「ビタミンB1・メチオニン・オルニチン・食物繊維・葉酸」などが豊富に含まれています。そして、豆製品ですからイソフラボンも欠かせません。

枝豆は冷凍保存する方も多いと思いますが、実は冷蔵保存と冷凍保存では栄養分が大きく変わってきます。どちらが良いのかというと、“冷凍された枝豆”です。

もともと冷凍販売されているものは、収穫されてすぐのものを使用しているので栄養がギュッと詰まっています。

カルシウムとは?

イライラ解消に役立つ成分といえば、“カルシウム”です。ご存知の方も多いのではないでしょうか。カルシウムというと牛乳やチーズなどが代表的ですが、同じ乳製品でも豆乳への含有量は少ないと言われています。

イライラを解消するだけでなく、骨を丈夫にし健康的な歯や脳にする役割があります。ただカルシウムはしっかり吸収されることで効果を発揮しますから、吸収力を高めるためにマグネシウムやビタミンDなどと併用して摂らなければいけません。

おすすめの食材は「ナッツ類・納豆・木綿豆腐」など。これらは、マグネシウムを多く含む食材として知られています。カルシウムとの相性も抜群ですから、カルシウムを摂るときは合わせて摂るようにすると良いでしょう。

パセリ

パセリは非常に栄養価が高く、鉄分だけでなくカルシウムも豊富に含まれています。カルシウムは、骨を丈夫にする栄養素として知られていますが、それ以外にもイライラの解消や歯の形成などにも役立ちます。

カルシウムは吸収されにくい食材ですが、パセリにはビタミン類も豊富に含まれているので、カルシウムの吸収をしっかりサポートしてくれます。気になる含有量ですが、100g当たり290mg。

パセリの選び方は、「色鮮やか」「新鮮」なものです。葉がみずみずしいほど、美味しいパセリになります。また保存するときは、適度に水分を持たせてから野菜室で保管します。

パセリは乾燥に弱いですから、そのまま野菜室に入れるのではなく、ビニール袋などに入れるのもお忘れなく。また購入後はなるべく早めに食べきるようにしてください。

モロヘイヤ

モロヘイヤは、実に多くの栄養成分が含まれています。もともと北アフリカの緑黄色野菜として育てられており、古代エジプトでは重病の王様がモロヘイヤを使ったスープを飲んで回復したという言い伝えがあるほど、幅広い料理に利用されていました。

またクレオパトラが好んでいた野菜としても知られています。そんなモロヘイヤには「カロテン・食物繊維・ケルセチン・マンナン・ビタミンB群・ビタミンC・葉酸・カルシウム・鉄」などとにかく栄養成分が豊富です。

しかも、これらの成分が他の野菜に比べ多いため、スーパーベジタブルと言われているのでしょう。たとえばカロテンは、ほうれん草の2〜3倍、カルシウムは5倍。食物繊維は食用野菜のなかでも特に多く含まれています。

しそ

原産地は、中国。香りが強くハーブの一種として知られています。日本でもなじみがありますが、緑色と紫色の2種類に分けられ、他の緑黄色野菜に比べβカロテンが非常に多いのが特徴です。

一般的にしそというと葉を使用するイメージが強いですが、成長段階に合わせて芽や花も使用することができ、さまざまな用途がある優秀な野菜になります。

βカロテン以外では「カリウム・ビタミンE・ビタミンC・カルシウム」が豊富。ビタミン類は実に豊富で、女性にうれしい美肌効果が期待できます。

そのため、しそというと“抗酸化作用が高い”ことで知られていますが、それ以外では防腐作用や解毒作用なども期待できるでしょう。また体も温めてくれるので冷え性対策にも効果的です。

カルシウムを補給するなら牛乳よりも青汁?

子供の成長で悩んでいる親御さんは少なくありません。しかしだからといって牛乳や野菜を文句もいわずに摂ってくれる子供は多いとはいえません。そこでおすすめしたいのが“青汁”です。青汁というと不味いイメージが強いですが、近年はさまざまな青汁が出ており、子供でも安心して飲むことができます。

子供に青汁を与えることのメリットは「手軽に野菜不足を解消できる」「栄養価が高い」「種類が豊富」「料理へのアレンジも可能」などが挙げられます。

一番のメリットは、やはり手軽に野菜を摂取でき野菜不足を解消できることでしょう。先にも述べたように、野菜嫌いな子供は少なくありません。さらに、子供はカルシウムやビタミン、ミネラルなどが不足しがちです。

そんなときに、さまざまな野菜が含まれている青汁なら、バランス良く野菜を摂取できるようになります。カルシウムを吸収するビタミンCも含まれていますから、効率良く栄養が摂れるのもうれしいところ。さらにカルシウムで骨を丈夫にしてくれるので、骨粗鬆症対策にも優れています。

ただいろんな青汁があるため、“どんな商品を選んだらいいか分からない”という方も少なくないのでは?そこで子供でも飲みやすいおすすめの青汁は、「こどもバナナ青汁」「サンスター粉末青汁」です。

こどもバナナ青汁は、バナナと黒糖で甘みを出しているので飲みやすく、ジュース感覚で子供も安心して飲むことができます。また、保存料や人工甘味料も不使用、体に優しい青汁のです。

「大麦若葉・ケール・モロヘイヤ・スピルリナ」など13種類の野菜が含まれ、商品名のとおりバナナなどのフルーツも配合されているので、野菜だけでなくフルーツの栄養も十分に摂ることができるでしょう。

さらに飲みやすくするためには「牛乳・豆乳と混ぜる」「はちみつを加える」など。牛乳はカルシウムも高いので、青汁と合わせることでより栄養価がアップします。

子供向けの青汁なんてあるんだな。

子供にジュース感覚で青汁を飲ませることができるなんて凄いわね。

骨粗しょう症とは

骨粗鬆症とは、一言でいうと“骨の強度が低下する病気”のことをいいます。骨の強度が低下すると、骨がもろくなってしまうので骨折や身長が低くなるといった病気を引き起こしやすくなります。

なぜ骨粗鬆症になってしまうのかというと、“骨に含まれるカルシウムが不足”が大きく関係しています。骨も新陳代謝しているのは知っていますか?古くなった骨は削られ、新しい骨が作られます。

しかし骨のカルシウムが不足し強度が低下してしまうと、古い骨を削る骨吸収と新しい骨を作る骨形成のバランスが崩れてしまうため、骨粗鬆症になってしまうのです。

一般的に、骨は年齢とともに量が減少していきます。20歳前後でピークに達しますので、中年以降でなければ骨粗鬆症にならないというわけではなく、どんなに若くてもカルシウムが不足していれば骨はもろくなってしまいます。

しかし、特に50歳前後から急激に低下すると言われていますから、注意が必要です。ちなみに、女性は閉経後に骨粗鬆症になりやすいと言われています。それは女性ホルモンに骨吸収を抑制する作用があるからだといわれています。

骨粗鬆症になってしまうと、主に「背中や腰が曲がる・身長が縮む」などの症状が出てきます。さらに、背中や腰が痛むようになります。

日頃から注意して生活すること、子供の頃からしっかりカルシウムや栄養のある食事をすることが大切ですが、大人になってからでもしっかり栄養を摂っていれば骨の新陳代謝を促進することができます。

そのため治療法のひとつにも“食事療法”があげられています。カルシウムの他に、ビタミンDやビタミンKなども積極的に摂るようにしましょう。

ただし、リンを多く含む食品の過剰摂取は避けるようにしてください。

子供には栄養補助サプリより青汁?

子供用の栄養補助サプリもありますが、サプリより青汁のほうがおすすめです。なぜかというと、バランス良く栄養を摂ることができるからでしょう。

たとえばサプリの場合、子供用のサプリの種類が少ないというのもありますが、栄養が吸収されにくいという欠点があります。その点青汁は栄養が吸収されやすく、バランス良く体内に行き届いてくれます。

また青汁は、原料が緑黄色野菜です。商品によって栄養価に違いはありますが、それでも十分な野菜を摂ることができるので、特にカルシウムやミネラル、ビタミンなどが不足しやすい子供には助かるでしょう。

また、子供が青汁を摂ることで健康にうれしいメリットがたくさんあります。「風邪を引きにくくする」「ビタミンB群が摂取できる」「ビタミンDを摂取できる」「豊富なミネラル類が摂れる」など。

食物繊維も欠かせません。これらを見ても分かるとおり、子供が不足しやすい栄養素がしっかり含まれています。

栄養補助サプリとは

栄養補助サプリとは、その名のとおり不足しがちな栄養を補助できるサプリメントです。どんなに栄養に気をつかっていても、1日に必要な栄養素を摂ることは困難ですが、だからといって栄養を無視することはできません。

そこで日常の食事をサプリメントで補うことで、不足しがちな1日の栄養もしっかり摂取することができるというわけです。

ひと口に栄養補助サプリといってもさまざまですが、特に錠剤・カプセルタイプ・リキッドタイプを指します。またサプリメントを選ぶときは、添加物にも注意しなければいけません。

添加物は、成分表を見ると一目瞭然。原材料が多いもの順に明記されていますから、同じ栄養素のサプリメントでも、どれだけ栄養価が高いかは商品によって異なるというわけです。

では、栄養補助サプリでは何が強化されるのでしょうか?まず、最初にいっておきますが、サプリメントは薬ではありません。

ですから、“基本は食事”にあることを忘れないこと。サプリメントを摂れば健康になれるのではなく、サプリメントを摂れば健康をサポートしてくれるという考えが重要です。1日3食きちんと食べ、栄養補助サプリで不足しがちな栄養を補ってあげましょう。

それを理解した上で栄養補助サプリで強化されることとは、ずばり“配合している成分”によって異なります。たとえば、カルシウムを配合しているサプリメントであれば、骨を丈夫にしイライラを緩和し、高血圧の予防や大腸がんのリスクを下げることができます。

骨粗鬆症の予防にも、カルシウムが欠かせません。ただカルシウムは吸収されにくいため、マグネシウムやビタミンDなどが配合されていることがポイントになります。成人女性であれば1日の推奨量は550〜650mgほど必要になります。

サプリで簡単に不足した栄養が補えるんだな!

基本的には食事から栄養を補わないといけないわよ。

野菜嫌いの子供でも飲める?

青汁の一番良いところといえば、野菜を十分に補えるということです。というのも、青汁は“緑黄色野菜を使った健康食品”で非常に豊富な栄養素が含まれています。また食べるのではなく飲むだけで良いので、野菜嫌いな子供でも安心です。もともと子供は、ミネラルやビタミンが不足しやすいですから、そんなときこそ青汁が役立つというわけです。

ただ青汁にもいろんな種類がありますので、ただ青汁を購入し飲ませれば良いというわけではありません。基本的に大人用に販売しているものが多く、やはり青臭さを感じがち。

どんなに青汁が子供に良いとはいえ、野菜独特の風味が強いと飲んでくれません。ですから、安心して子供に飲ませるなら、やはり子供に合った青汁を選んであげることもポイントでしょう。

近年は、子供用の青汁も増えています。たとえば“こどもフルーツ青汁”ならフルーツと黒糖で自然な甘みがついており、子供でも飲みやすい風味に。乳酸菌EC-12とビフィズス菌で体の内側から強くしてくれます。

また大麦若葉をはじめ14種類の野菜と4種類のフルーツが配合されており栄養満点です。まろやかベリーミックス味とミックスフルーツ味から選べ、ジュース感覚で飲めるのも嬉しいでしょう。

昔よりも美味しくなった青汁!

青汁というと、“不味い”イメージが先行している方が多いのではないでしょうか。健康に良いのは分かりますが、不味くて飲みにくいものはなかなか続けることができません。

しかし近年の青汁は、昔より美味しくなっています。そのため、以前のような不味いイメージも軽減されているのです。

なぜ昔は青汁=不味いと言われていたのかというと、当時のCMが影響していますか、使用している原料もケールがほとんどだったからです。

ケールは非常に栄養価が高い野菜ですが、その反面“苦くて不味い”のが特徴です。もちろん現在販売されている青汁にもケールは含まれていますが、他にもさまざまな野菜が使用されており、風味も工夫されているので昔より美味しいものが増えています。

たとえば、フルーツ入りやゼリータイプ、乳酸菌入り、サプリメントタイプ、黒糖や抹茶入りなど。先ほど紹介したこどもフルーツ青汁も、黒糖とフルーツで甘みを出しているので、子供でも飲みやすい美味しい青汁になっています。

ただ美味しさを重視すると、栄養価が下がってしまう可能性もあります。また同じ青汁でも、種類によって栄養価に違いがありますので、その点も注意して選ぶ必要があります。

味つけをして飲みやすくしよう!

近年は美味しい青汁が増えていますが、先にも述べたようにどうしても栄養価が下がってしまいます。しかし、不味い青汁はなかなか続けることができません。

そんなときは、味つけをして飲みやすくしましょう!青汁はいろんな飲み方があり、アレンジ次第で飲みやすく美味しい青汁になります。

おすすめは「フルーツジュースで割る」「健康飲料で割る」「スープで割る」など、何かと合わせて飲む方法です。

フルーツジュースは、グレープフルーツ・オレンジ・レモンがベスト。ビタミンがたっぷり含まれており、青汁の効果を高めてくれます。

もともと青汁は柑橘系との相性が良いと言われているので、ぜひ試してみてください。甘味料では、黒糖やはちみつもおすすめです。

健康飲料は、乳酸菌飲料や豆乳など。牛乳もまろやかになるので良いでしょう。

スープは、料理の一品になります。ただ粉末青汁を使う場合は分量を調整してください。また、火を通さないほうが栄養素を壊さずに飲めるので、あまりアレンジをしすぎるとせっかくの青汁の栄養価が下がってしまうかもしれません。

それでも青汁が苦手という方は、スイーツにすることでより美味しく、子供でも満足に青汁を摂取することができるでしょう。

子供の正しい飲ませ方とは?注意点は?

子供に青汁を飲ませることで、野菜不足の解消や免疫力の向上、身長アップ、神経機能の維持などが期待できるようになります。

子供の成長や健康を気にしている親御さんには非常にうれしい商品です。しかし、子供の場合、飲ませ方に注意しなければいけません。

まず、“成分の確認”です。基本的に、青汁は大人用がほとんどです。きちんと成分を確認して選ばないと子供にとって危険になる場合がありますから、成分確認は忘れないように。NGなのは、はちみつ・カフェイン・ツイントース・人工甘味料などです。

はちみつは、1歳未満の子供には絶対に与えてはいけません。というのも、はちみつに含まれている成分が乳児ボツリヌス症という神経麻痺症状を発症させてしまうからです。

カフェインは、抹茶や煎茶などが有名ですが、これらも子供にはNGになり、寝つきが悪くなり、興奮状態になる可能性があります。

ツイントースは、ファンケル独自の成分で非常に安全性が高いのですが、ミネラルが豊富で乳幼児には過剰摂取になってしまいます。摂りすぎると下痢になる恐れがありますので、子供に飲ませる場合は避けましょう。

そして人工甘味料です。アスパルテームやスクラロースなどが代表的ですが、人によっては頭痛やめまいなどの被害をもたらす恐れがあります。

これは子供に限ったことではありませんが、特に子供には要注意。また人工甘味料は肥満に繋がりやすく、子供の頃から飲み続けていると太りやすい体質になる場合があります。

子供に青汁を飲ませる場合は、子供用の青汁を選ぶか、牛乳やヨーグルトなどと割ってあげると飲みやすくなります。子供用に作られた青汁は、子供が安心して飲める成分が含まれているので問題ありません。

青汁×牛乳・豆乳(200ml)は、まろやかになり飲みやすくなります。青汁×ヨーグルトは、ヨーグルトに含まれている乳酸菌と青汁の食物繊維で腸内環境を整えてくれます。

子供に飲ませるときは成分を確認することが大切だな。

安全性は高くても、ミネラルの過剰摂取になることがあるのね。

基本的に大人から子供まで飲むことができる!

青汁の良いところは、なんといっても大人から子供まで飲めるということです。そのため、親子で一緒に青汁で健康になることができます。

子供に飲ませる場合は、先にも述べたように成分や人工甘味料、年齢などに注意する必要がありますが、幅広い年齢層の方が飲めるのはうれしいところです。

家族で青汁を飲む場合、やはり子供でも安心・安全に飲めることが第一になりますから、選び方が変わってきます。ポイントは、「価格・味・安全性」の3つです。

安全性は前述のとおりですが、価格は安すぎないものを選びましょう。値段が高いほど安全性は高いですが、家族で飲む場合はすぐに消費してしまうため、あまりに高い青汁は続けにくくなってしまいます。

ネットなら定期購入ができるものもありますから、比較しながら選んでみてください。味は、自然甘味料を使用していることです。特に1歳未満の子供に飲ませる場合は、はちみつは絶対にNGです。

カフェインや人工甘味料も良くありません。黒糖やフルーツなどで美味しく仕上げている青汁であれば、大人から子供まで安心して飲むことができるでしょう。

おすすめは、サントリー・ファンケル・ヤクルトなど。ただしファンケル独自の成分が子供に合わない場合があります。

赤ちゃんはハチミツと糖分の摂取に気をつける。(ボツリヌス菌)

青汁を赤ちゃんに飲ませる場合、注意が必要です。一番注意したいのが“ボツリヌス菌”です。これははちみつに含まれており、ある程度の年齢になれば問題ありませんが、1歳未満の赤ちゃんに飲ませる場合、このボツリヌス菌が体調を崩す原因になると言われています。

“乳児ボツリヌス症”と呼ばれ、神経麻痺の症状を引き起こす恐れもあり、非常に危険。もちろん、はちみつ以外の糖分も避けたほうが良いでしょう。

消化器官が未発達の赤ちゃんは、人工甘味料を摂取することで健康被害をもたらす恐れがあるからです。また赤ちゃんのときから糖分を飲み続けることで、太りやすい体質になってしまいます。

基本的に、青汁は年齢制限がないものです。しかし、それでも1歳未満の赤ちゃんにはなるべく飲ませないのが安心。どうしても我が子に青汁を飲ませたいと考えている方は、最低でも1歳を過ぎてから。幼稚園や小学生になってからなら気にせず飲ませることができます。

それでも体質はありますから、成分確認はお忘れなく。カフェインが含まれている青汁もNGです。近年は抹茶風味の飲みやすい青汁も増えていますが、抹茶はカフェインですので注意してください。牛乳・豆乳・ヨーグルトなどで飲みやすくすることもできます。

  • 1歳前後の子供でも青汁を飲むことができる
  • 子供のイライラはミネラル不足が原因
  • ミネラルの1つカルシウムは牛乳よりも青汁がおすすめ
  • 野菜嫌いな子供でも飲みやすい青汁はある
  • 味付けをして飲むのもおすすめ。ただし、1歳未満の子供は「はちみつ」に気をつける