妊娠中に起きる恐ろしい症状とは…

待ちに待った妊娠だったのに、体がどんどん変わっていくのを目の当たりにしてくると、次第に不安になるものです。

今まで大丈夫だったことが、突然出来なくなったり、体に不調が出てくると、精神的にストレスを受けるようになるので、うつ状態に陥ったり、周囲に辛く当たったりなどして、赤ちゃんが出来た喜びに浸ることなど忘れてしまうかもしれません。

妊娠すると胎児に栄養を与えなければならないので、基本的に食事から栄養分を摂取して胎児に供給していきますが、摂取している栄養素が足りなければ自分の体内に蓄えている栄養分を削って胎児に与えていくので、妊娠すると多くの女性が体調不良を覚えるのです。

妊婦が体験する体の不調として挙げられるのが、便秘、薄毛や脱毛、貧血、妊娠高血圧症候群、精神的イライラなどで、これらは食生活に注意することでかなり改善することがわかっています。とはいっても体調不良を感じながら、栄養バランスが整った食事を用意するのは妊婦にとっては大変な重労働です。

そこでおすすめするのが青汁で、青汁は水や牛乳などに溶かすだけですぐに飲むことが出来ますし、また栄養バランスが整っており、妊婦が必要とする鉄分や葉酸、食物繊維、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどを効率的に摂取することが出来るので大変おすすめです。

妊娠するとたくさんの不調がでるんだね。

でも、青汁を飲んで食生活を気をつければ改善できるのね。

妊娠中に便秘になる理由

妊婦が抱える体の悩みとしてまず挙げられるのが便秘でしょう。妊娠中は子宮が腸を圧迫してしまうので、便秘しやすくなってしまいます。

さらに女性の体を司る黄体ホルモンが活発になり、体が水分を蓄えようとするので、その分だけ便に使われる水分量が少なくなってしまいます。便に含まれる水分量が減ってしまうと次第に便が硬くなってしまうので、便秘をさらに助長してしまうのです。

妊娠中に便秘になりやすい原因はこのように妊娠による体の変化が原因の場合の他に、メンタル面が原因であることも多いです。妊娠すると多くの女性が精神的にストレスを感じることが多く、それが自律神経の乱れを引き起こしてしまいます。

腸内活動は自律神経が大いに関係しているので、自律神経が乱れてしまうと、自然な排便のリズムを崩しやすくなってしまうのです。

妊娠中の便秘を避けるために、まずは栄養バランスの取れた食生活を心がけることが大切です。さらにこまめな水分補給適度な運動をするようにすることが、便秘解消だけでなくストレス解消に効果的です。

抜け毛・脱毛が起きる理由

出産を終えたママたちの多くが悩んでいるのが、大量の抜け毛と脱毛です。我が子をこの手に抱いた喜びは格別なものですが、それと同時に大量に自分の髪の毛が抜けてしまうのを目の当たりにしてしまうと、女性としてかなり動揺してしまうものです。

出産後の女性が大量の髪の毛が抜けてしまう原因は女性ホルモンが関与しています。女性ホルモンにはエストロゲンとプロゲステロンの二つがあり、妊娠するとこの両方の女性ホルモンの分泌が増加していきます。

エストロゲンは女性らしい丸みを帯びた体にしたり、妊娠を継続する働きがありますし、プロゲステロンは受精卵が着床しやすくしたり、こちらも妊娠を継続させる働きがあります。

エストロゲンプロゲステロンも実は健康的な髪の毛に欠かせないホルモンで、髪の育成を促したり、正常なヘアサイクルのサポートをしてくれるのですが、出産をすると今まで増加一辺倒だった女性ホルモンの分泌量が急激に落ちて、妊娠前の状態に戻ってしまうので、健康的な髪の毛をサポートすることができず、抜け毛や脱毛を引き起こしてしまうのです。

女性ホルモンの分泌量が減ってしまうことで、精神的に不安定になりやすいですし、また赤ちゃんとの生活で寝不足になって、イライラしてしまうことも余計に抜け毛や脱毛を助長してしまいます。

まずは抜け毛や脱毛が起きても気にしないようにすることが大切で、睡眠不足にならないようにできるだけ睡眠時間は確保しましょう。

妊娠中に青汁を飲んでも母子に影響はない?

一般的に、妊娠中に青汁を飲んでも母体や胎児に悪影響は無いとされています。むしろ青汁は妊婦の栄養補給に最適ですし、つわりがひどかったり、体調不良に悩まされていたりしても、手軽に飲むことができるので推奨されているくらいです。

しかし青汁であればどれを飲んでも良いというわけではなく、きちんと内容成分を確認した上で飲むようにしなければなりません。

一昔前は青汁というと苦いイメージがありましたが、最近では糖分を加えているものが多いので、大変飲みやすくて妊婦の間でも大人気です。

しかし糖分の過剰摂取は妊娠糖尿病を招いてしまったり、あるいは血糖値の急激な上昇で太りやすい体質になってしまったりするので、糖分が入っているものは避けてください。

糖分と同じくらい、青汁に配合されている成分で気をつけて欲しいのがカフェインです。

妊婦へのカフェインの影響は明確には示されてはいないのですが、妊婦がカフェインを摂取し続けることで、胎児の肝臓に負担がかかって低体重出産になったり、妊婦の鉄分吸収を阻害してしまうので、妊婦が貧血になったりすると言われていますから、出来るだけ妊娠中のカフェインの摂取は減らした方が無難です。

青汁に抹茶や緑茶が入っているものにはカフェインを含有していることが多いので、妊婦の場合は胎児の健やかな成長を考えるのであれば、抹茶や緑茶入りの青汁は選ばないようにしてください。

さらに青汁に使われている原材料の産地に注意が必要です。農薬不使用と記載してあっても、海外産のものでは使用している農薬を明記する必要がないこともあるので、農薬を使っている原材料が入っている危険性が高いからです。

安全性にこだわるのであれば、国内産の原料を使っている青汁を選ぶと安心です。胎児はお母さんの食べたもので成長していくわけですから、防腐剤や香料など人工添加物が一切入っていない、安心して飲み続けることができるものを選ぶようにしましょう。

  • 妊娠中に青汁を飲んでも問題はない
  • ただし、きちんと内容成分は確認しておく
  • 糖分とカフェインには気をつける
  • 農薬不使用と記載していても海外産のものは使われている可能性がある。
  • 人工添加物が一切入っていない国産青汁がおすすめ

妊娠中と産後の栄養サポートに青汁は最適?

栄養豊富な青汁を飲むことは、妊娠中の女性や産後の女性にとってとても強い味方になってくれます。青汁を飲むことで必要な栄養素を効率的に摂取することができるので、胎児に栄養を与え続けている妊婦や、産後、赤ちゃんに授乳によって栄養を与え続けている女性の栄養不足を解消してくれます。

さらに産後の女性の場合は体力回復をサポートしてくれるので、青汁を利用しない手はないでしょう。青汁には食物繊維が多い原材料が使われているものがほとんどなので、妊娠中や産後の便秘解消効果も期待出来ます。

妊娠してしまうと子宮が腸を圧迫してしまうので、どうしても便秘を避けることが出来ません。また産後の女性も女性ホルモンの急激な低下で便秘がひどくなる人が多いです。

便秘に悩んでいる女性は多いですが、妊娠中や産後の女性の場合は、一つでも辛い症状を減らす意味でも、便秘解消効果を狙って青汁を飲むことをおすすめします。

青汁の中には乳酸菌が配合されているものもありますから、妊娠中や産後の便秘が気になるようであれば、乳酸菌配合の青汁を選べば、さらに便秘解消効果が上がりますし、飲みつづけることで腸内環境が整って行きますから、体内に蓄積しがちな老廃物が体外へ排出しやすくなります。

お通じが規則正しくなると、デトックス効果が高まりますから、痩せやすい体質になり、産後ダイエットに一役買ってくれます。もちろん産後に急いでダイエットするのはもってのほかですが、太りやすい体質にならないようにするためにも、青汁を使って代謝の良い体を維持していきましょう。

代謝がアップすると、便秘だけでなく、冷え性やむくみも解消してくれるので、良いことづくめです。妊娠中や産後の授乳で精神的にストレスを感じる場合も青汁によって鉄分やカルシウムを補給すれば、イライラを解消に役立ちますから、赤ちゃんとの新生活をより積極的に過ごすことが出来ます。

妊娠中だけじゃなくて産後も飲み続けていいんだね。

産後に青汁を飲むと栄養不足の解消以外にもダイエットに役立つのは嬉しいポイントね。

母乳を増やす効果がある!栄養補給と血液

母乳はママの乳房の中の毛細血管から取り込まれた血液から作られていますから、ママは栄養バランスの取れた食事を摂って、しっかり血液を作らなければなりません。

しかし出産後は思うように動けず栄養バランスの取れた食事を用意するのも億劫になりがちですし、さらに最近の野菜は一昔前の野菜よりも含まれている栄養素が少ないということもあり、食事から十分な栄養素を摂取することが難しくなってきています。

母乳をきちんと生成するには血液を作る元となる鉄分や葉酸などのビタミン群が必要で、これらを毎日一定量確保するのであれば、青汁を利用すると良いでしょう。

もちろん出産後から貧血を防止するのではなく、妊娠3ヶ月目くらいから造血作用を見込んで、意識して鉄分や葉酸を摂取しておく必要があります。

妊娠3ヶ月目から胎盤ができ始めるので、胎児が胎盤やへその尾を通じて血液中の栄養素を取り込むからです。妊娠中に貧血になりやすくなるのはこのためで、妊娠中に鉄分や葉酸が足りず妊婦が貧血になってしまうと、先天性異常や未熟児になる可能性が高まるので注意してください。

妊娠中は1日に15mgほど鉄分を摂取するように心がけた方が良いですが、これを毎日の食事で補うのは大変なことです。また貧血の原因には葉酸不足もあり、実は葉酸は血液中の細胞分裂を促してくれる働きがあります。

私たちのイメージだと、「貧血=鉄分不足」となりがちなのですが、鉄分をサプリメントで補給しても貧血が一向に改善されないという人も多く、実は葉酸不足であるということが多々あるのです。

貧血の症状だけで原因が鉄分不足なのか、葉酸不足なのかは判定出来ませんから、貧血の症状が現れたら鉄分と葉酸を一緒に摂るようにしてください。

それぞれをサプリメントで摂るのも良いですが、青汁であれば両方の栄養素を一回で摂取することができるので、おすすめです。

母乳を与えることで赤ちゃんが元気に育ってくれるわけですから、たかが貧血と思って甘く見ないで、意識して貧血防止に取り組んでください。

葉酸は赤ちゃんの成長に欠かせない!

胎児の健やかな成長のために葉酸は必要で、厚生労働省では妊婦が1日に必要とする葉酸の量を480μgとしています。葉酸は体内に貯めることが出来ないので、毎日摂取するように心がけましょう。

葉酸はDNAで構成された核酸の合成を助けて、細胞分裂を活発化してくれるので、妊娠7週目までは特に意識して摂取することが必要です。

この時期に葉酸の摂取が不足してしまうと、先天異常(神経管閉鎖障害)を引き起こすリスクが高まってしまいます。妊娠を希望している女性であれば、妊娠する最低でも1ヶ月前から葉酸をきちんと摂取していくことが重要と言われています。

欧米では胎児の葉酸不足による先天性異常の発生が問題となっていて、パンや小麦粉などに葉酸を配合して販売しているほどです。葉酸は水溶性のビタミンB群の一種で、ブロッコリーやほうれん草などに豊富です。

胎児のためだけでなく、自らの健康のためにも普段から意識して野菜を摂取していくことが何よりも重要ですが、妊娠していない段階ではそれほど意識して毎日必要量を摂取することは難しいでしょう。

いつかは赤ちゃんが欲しいと思っているのであれば、胎児は受精してからすぐに脳細胞の分裂を始めるので、「妊娠前」から効率的に摂取した方が、胎児の先天性異常の発生率を7割近く抑えることが出来ます。

その一役を買ってくれるのが青汁で、多くの市販の青汁には葉酸が摂取出来るものが多いので、青汁を普段の食生活に活用するのが得策です。

葉酸の過剰摂取は蕁麻疹や呼吸障害、かゆみなどの症状を引きおこす可能性がありますが、葉酸を必要以上に摂取しても尿から排出されるので、それほど過剰摂取を気にする必要はありません。

1日に摂取できる葉酸の摂取上限は20代で900μg、30代では1000μgとなっており、これらの上限を超えることは稀ですが、摂取量の上限は守るようにして、葉酸を摂取するようにして行きましょう。

青汁を飲むと自分だけじゃなくて赤ちゃんの成長も助けられるのね!

妊娠前から葉酸を含んだ青汁を飲むことが大切なのね。

胎児の栄養にはよもぎ青汁!妊婦さんにもおすすめ!

青汁は妊婦の栄養補給の強い味方です。選ぶのであればカフェインレスであり、糖分が入っていなくて、原産地にこだわる等の注意事項をお伝えしましたが、それでも種類が多くてどれを選んだら良いか戸惑うでしょう。

そこで、胎児や妊婦の栄養補給におすすめするのがよもぎ青汁です。日本人に馴染みの深いよもぎを原料にしているので、とても私たち日本人と相性が良い青汁として評判が高くなっています。

よもぎには貧血防止に役立つ鉄分やビタミンが多く含まれていますし、食物繊維も豊富なので、便秘解消にも効果的です。

よもぎというと道端によく生えていて、そんなに栄養価が高いのかなと不安になるかもしれませんが、中国や韓国では女性特有の病気の症状緩和によもぎを使うほど、生薬としての効果の高さは昔から知られています。

よもぎは古い葉を使うと、ほうれん草の成分としてご存知の人も多いシュウ酸が多く含まれているので胎児に危険です。

よもぎ青汁を購入する時はよもぎの若葉のみを使用しているものを選び、かつ残留農薬の危険性を排除するために、農薬不使用のものを選んでください。

青汁にはケールや大麦若葉など色々ありますが、よもぎ青汁は比較的飲みやすく、かつ安価なので続けやすいというメリットがありますので、胎児や妊娠中の自分のために試してみてください。